【施術レポート】疲労感と腎臓結石の関係性
本日はSさん(配送業・男性)の施術レポートをお送りします。今回の体調のお悩みは2つです。
1.夏以降から疲労感が取れない
2.健康診断で左腎臓結石があることが判明
1・・・肉体を酷使したことによるものなのか、体力低下か、はたまた自律神経系からくるものなのか?
様々な見立てをしてから、かおりさんによるマリアグリッドを使ったエネルギー調整です。肩幅に足を広げて立ち、その間にボードを置き、体の向きを東西南北の順に変えてバランスを見ていきます。
これがマリアグリッド。木製ボードの上に、水晶と小さいマリア像を置きます。
初めは、基本的なボードとマリア様を配置します。Sさんは、マリアグリッドを一式持っていて、日々のケアとしてグリッドを活用してくださっています。だから、腰の安定感があり下半身のエネルギーはしっかり整っていてガッチリとした安定感があり流石です!!
※これは、私の夫が施術してもらっている時の画像
次に、上半身の状態を見ると、グラグラではないものの、ややゆらぎが見られます。
ボードを変えたり、マリア様の配置を変更したり。マリア様の人数を増やしたりと色々工夫しつつ試したり。ボードの配置換えと体の向きを変えるたびに、細かくしっかり体がブレないかを確認していきます。すると・・・じわじわと安定感が増しどっしりとしてきました。
次に、2.の「左腎臓結石」もグリッドで行います。腎臓の機能に問題があると、体力がかなり減退するため疲れはそこからではないか?という見立てをし、腎臓の人体図をiPadで出し、その上にマリアグリッドを配置しました。
こんな感じで、iPadに腎臓の画像を表示させて、上にマリア様を置きます。
マリアグリッドを使った調整をしつつ、最後に膝下からつま先までのフットケアを行います。
実は、私がリフレクソロジーの施術で一番ワクワクするのは、尿路結石の方の施術です。
足裏にある反射区、腎臓・輸尿管・膀胱・尿道の硬さが独特で、かつしっかり圧をかけるとゴッソリ硬さが取れて柔らかくなる手の感覚が面白い上に手応えがあるのです!
また、足裏の反射区は、内臓に直接触れずに刺激を伝達するため、尿路結石の場合石が外に出るように刺激を送って排出を促すことが期待されます。
さらに、足裏の状態を拝見する前に、左の腎臓のどこに石があるか?を予想してみました。腎臓の形はそら豆に似ています。
そら豆のへこみがない方の辺のあたりが硬い気がしたところ、Sさんの左の腎臓反射区は本当にそのあたりがコチコチでした。
なぜここが硬いかは色々な要因がありそうですが、施術をしていると理屈ではないことがはっきり見えてくるので本当に面白いのです。
さらに、左足の足首からふくらはぎが、右に比べると太いことがわかりました。
Sさんに聞くと、アキレス腱切断の経験があるそうで、もしかしたらケガの予後が良くないことが腎臓に影響しているかも?という見立てをしました。
人体は、一つ一つの内臓や臓器が別々のことをしているのではなく、関連し合っているため、こういう視点も私たちの施術ならではです。
足裏が終わった頃には、心身共にかなりスッキリされて、お顔色もとても良くなっていました。
実は、Sさんにはリフレクソロジーで使う施術棒の制作で、大変お世話になっています。今回は、試作を持ってきてくれて、ヒャッホー!
どうですか?この美しい棒たち。うっとりします〜
左から、シタン(紫檀)、タモ、メープル、黒檀2本、シャム柿
リフレクソロジーの時に、Sさんが作ってくれた棒を実際使ってみたところ、広い面でしっかり刺激できてすごく良かったです。自分で作ったもので押されるなんて、とってもいいですね。私も作ってみたい。
棒の長さや面の形など、またブラッシュアップして持って来てくださる予定です。次回、Sさんのお体と一緒に拝見するのを楽しみにしています。