親子だけじゃなく人を育てるってことは、、、、

川口先生のメルマガから

皆さんは、夫婦、親子、家族、これらの関係性で悩んだ時ってどうしていますか?
モヤーーーーーっとした心をそのままにできますか?それとも、相手に話す?なかったことにして記憶から消す??

私は、以前は「話せばわかる!私の気持ちもスッキリするし」と対話する場を自ら率先して作っていました。

しかし、思いかえすとそれって「こうなのよ!分かる?分かると言って!!」と、一方的で私の独断場だったような気がしてならない。対話になっていない。

なので、「ムムム??それってどうなの??」とモヤっとしたことがあっても、我慢して言わないようにしていたのです。

特に、成人した娘に対して。なぜかというと、大人なんだから、本人の意思に任せないと、成長する機会を奪うし、私も過去にあれやこれや親に言われてウンザリ・・・と自分の経験があったからです。

我慢しすぎて風船のように膨らむ思い。友人についこぼしたところ、「言いたいことがあるなら親の立場からみるとこうだと言ったほうがいい」と至極もっともなご意見を頂き、話し合いの場を持ちました。

すると、話は思わぬ方向にいくいく。おんな同士だからなの??私の話がまるで通じないというか、受け止められないみたいなのです。今までの「一方的な対話」で信用されていないのか・・・。

そこで!今までこの件について口を開かなかった夫がスクっと立ち上がり、娘と話をしてくれました。私の時より、素直に話を聞いてくれたようで、安心しました。

娘は、今まで何も物申さなかった夫が対話の場を設けたことが新鮮だったのかもしれません。私のモヤモヤは、夫の一声でかなりスッキリしました。子育ては、一筋縄ではいきませんが、自分だけでため込んでいないで周りに助けてもらうといいですね。

 

ご主人が何をどう話してくれたのか、娘ちゃんは納得したのか、、、などのディテールはわかりませんが、母と娘っていろいろと難しいこともあったりするんですよね。どこの家庭でも一般的な事象だと思います。

性格的な原因で対話が噛み合わないこともあるでしょうけれど、わたしがまず疑うのは双方のエネルギー的な(見えない部分での)干渉によるもの。

わたし自身も長いこと、実に長〜〜〜〜〜〜〜〜〜いこと、母親との関係には苦労しました。苦労なんて言葉では生ぬるいんですけど。

マリアグリッド(https://energyboutique.net/)ができて、信じられない効果によってエネルギーが一新されてからは、関係性は以前とは比較にならないほど良好になりました。本当の奇跡だと思ってます。

それでも、その後も母は体調が悪いといや〜な負の気配を出しますが、何よりわたしがそれを客観的に眺められるようになった。「あーあーあーあー、しょーがねーなこの人、、、、」。

母娘はある時を境に逆転します。それが、子供が「大人になる」ってことだと思いますし、しょーがねーなと思うことと、愛情は関係ない。しょーがねーなと思ったところで、親子は親子なんですから。

 

それとは別ですが、最近はとみに「叱らない子育て」みたいな論が雨後の筍のように出てきて、今時の人たちの子育ては大変だなぁ。

感情に任せて怒るのは最悪ですが、「それをやったら命に関わる」とか「それをやったら信用なくす」とか、、、なんだろう、親の人生哲学に基づいて、ひとりの人間として伝えるべきことまで「言ってはいけない」みたいになっちゃうとどうなんだろう。

「怒る」と「叱る」って別物。

後者には意味があるし、伝え方の工夫って、いくつになっても悩ましい。「やってみて、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」by山本五十六 みたいな名言が生まれたのは、別に親子に限らず「人を育てる」という立場に立った時に直面する大人共通の課題。

職場でも「なんとかハラ」で部下を叱れない問題が冗談じゃないレベルにまでいっちゃってる(ほんと、いろいろと聞きます)し、それじゃ人材育たない。

「褒めて伸ばす」ってすごい落とし穴があって、褒めるところがないのに褒める必要はない。「褒めてくれないからやる気が出ない」みたいな、褒められなきゃやらない人間ばっかり増えたらどうする?

親子に限って言えば、子供には長い人生をかけて歪みを修正していく能力があるし、親にダメダメ言われたことを自力でブチ破る強さもあると思う。仕事では、結果を出したヤツだけが文句を言わせない権利を持つ。「結果を出す喜び」も教えられないことは大問題。

実際、わたしは感情的な母親にあらゆるダメダメをかまされましたし、それに抗った自分もこうしてここにいます。

 

親子関係の話も、よかったら相談に来てください。川口先生が言うように、自分だけで抱え込まないことが大事かもしれません。

 

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