【2】娘の不調が劇的に変化したある一つの重要な出来事

前回お伝えした通り、次女は中学3年間はとても不安定で、学校には行ったり行かなかったりの日々でした。
当然、学力の面でも大いなる問題を抱え、とうとう高校受験の時を迎えました。

前回はこちら【1】娘の不調が劇的に変化したある一つの重要な出来事

進路を考えなければいけない時期になり、親子で話し合いを何度も重ねました。
娘は無気力で「どこでもいい」「何なら通わなくてもいい」という態度でしたが、対話の機会をたくさん作り、本人の意志を確認して志望校を決めました。

それが中学3年の年、9月の終わり頃だったのですが、同じ時期に、夫に手の痺れの症状が出始めました。
以前、頸椎ヘルニアで治療をしたことがあるので、再発したのかと思い診療してもらいましたが、異常は特に見つかりませんでした。

カイロプラクティックに行ったり、マッサージで筋肉をほぐしてもらったりとあれこれ手は尽くしたものの、一次的には回復しても再び症状が出てくるという状態が、半年ほど続きます。

夫が辛い時期を過ごしている間、娘は入試対策の勉強を頑張っていました。

初め、中学3年間の学習の取り戻しが大変でしたが、コツコツ続けることでだんだんと問題が解けるようになってきました。
しかし、相変わらず学校には寄り付かない状態でした。

夫の手の痺れは慢性化し、日常生活の質に大きく影響していました。
気分も晴れず、表情も硬くて、娘たちに声を荒げる時もありました。

私は、その様子をみていつもハラハラし、ある日見るにみかねてかおりさんに相談しました。

夫のグラウンディングの状態を見たところ、かおりさんが夫の体を軽く押しただけなのに、体がふにゃっと曲がってしまいます。

「これだけご自身で仕事をしっかりやっていらして推進力があるはずなのに、体を軽く押しただけでぶれてしまうのはおかしい。この手の痺れは、他に原因があるはず」

かおりさんがそう言った時、私の頭の中で一つの大きなヒントが浮かび上がってきました。

続きは、次回【3】娘の不調が劇的に変化したある一つの重要な出来事をご覧ください。

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